2012年のライブ観戦の締めに、ZAPP 初日の4/22(金)2ndを観てきました。
大掃除がまったく進まない家を出る際、久しぶりにお気に入りのレザーパンツ(Yoshiyuki Konishi)を見つけ、1年ぶりくらいに穿いた。ライダーズ・ジャケットを羽織って家を飛び出す。
地元の駅に到着した時、レザーパンツのチャックが全開なのに気が付く!
「そうだ、チャックが開いちゃうんだった…。だから、穿くの止めてたんだった…。」
時間もぎりぎりなので、そのままBillborad LiveにGo!
途中、コンビニでセロテープを購入し、チャックに咬ませて急場をしのぐ。動かなければ30分はもつはず。
ZAPPだが、昨年に続き今年(2011年)の4月にも来日してくれた。あのタイミングで来日してくれて、本当に嬉しかった。
そして、年末に再度の来日。嬉しいじゃないか。
今回はゲストがいないので、前回・前々回と違って、ZAPPのShowをたっぷりと楽しめる。
Billboardの企画として、ZAPP演奏開始前までDJがまわしている。
でもさ、全然…。
音が小さ過ぎるからDiscoの雰囲気には程遠い。音を出し過ぎるとZAPP登場時のパンチがなくなるから、絞っているんだろうね。選曲も普通だし、そもそもDJの見た目が小奇麗にした自営業の人って感じでFunk臭は感じない。DJの方の知り合いも多かったみたいだけど、客観的に見て失敗だと感じました。
実際に踊っている人は知り合いの1~2名だったし。
(関係者の方、申し訳ありません。)
今回、整理番号は4番だったけど、最前列・中央から一つ右側のテーブルに座れた。
やはりかぶりつきが好きだ!
周りにはいつものライブ仲間以外に、昔ブイブイ言わせていたであろう素敵な方々がたっくさん。
今年参戦したライブでは、集まったお客様が最高にカッコいい(可愛い)。
ZAPPのステージセッティング、前回同様にステージ上の前面にはモニタースピーカーが無いんですZAPPは全員がイヤホンでモニター、ヘッドセットマイクだから、マイクスタンドも無い。セットリストなんてものも貼ってない。だから、ステージがスッキリ綺麗。
モニタースピーカーがないから、アーティストとの距離は0cmです。最強です。
ほぼ定刻にZAPP登場!
踊りながら出てきたっ~!もうね、毎回同じ構成だから分かっているけど、最高にカッコいい。ここからは、ジェットコースターの様にZAPP音の洪水とFunkステージの伝統芸を披露してくれます。
ステージ両サイドからトークボックスをコロコロ押してくるし、ダンスあり、寸劇あり、コスチュームチェンジ多数、TIMEのBirdを混ぜながら、ダンスの振りつけ教室あり、もちろん肩車も。
Birdのフリの時には、SaxのAntoine Walkerに手をムンズと掴まれ「もっと振れ!もっと行っちゃえ!」と…。
ハイハイ!
ZAPPのライブではドンカマが流れているので、ギター弾いてなくてもギターの音が出ていたりする。
楽しいから別に関係ないのだが、今回は前回以上に「弾いてない気がする…」と思いながら見ていたら、曲の終わり「ジャ~ン」の時に目の前にRick Bray(Gt)が歩いてきて手をむんずと掴まれ「ホレ!お前、俺のギターかき鳴らしてみろ!」と。彼のギターをジャカジャカかき鳴らすとちゃんと音が出てた!失礼しました。
そう思って見てたのが、なんかバレてたのかな?
今回は特にドラム+シンベで延々と演奏している時のグルーヴが最高に気持ちよかった。コール&レスポンスの時間だったが、完全にドラムとシンべのリズムに酔ってしまっていた。Greg Jacksonが弾くシンべに酔ってるリチャードを見て、Gregはニッコニコだった。
今年最後に本物のグルーヴを堪能できて幸せな時間だった。
ZAPP
Zapp Troutman(Key/Vo/Road Manager)
Greg Jackson(Key/Vo)
Bart Thomas(Key/Bass/Vo/Dance)
Dale De Groat(Key/Vo)
Thomas Troutman(Key/Vo/Dance)
Lester Troutman(Dr/Vo/Manger)
Rick Bray(Gt/Vo)
Antoine Walker(Sax/Vo/Dance)
Carolyn Troutman(Wardrobe)
メンバーがステージを動き回り、バクテンし、クルクルまわり、楽器を持ち替え、歌い踊る。立ち位置も目まぐるしく変わるし良く動く。今年も『これぞFUNK Bandのステージ』というのを堪能しました。
今回も最後に『もう一回来てくれてありがとう!』と言ったら、『楽しんでくれたかい?』って言われた!
もちろんっ!