今更ですがMeters(ミーターズ)を聴き始めました。
Metersについて全っく詳しく無くって数ヶ月前までは名前しか知らなかった。ニューオリンズ・ファンクって事なんですか?一時期、Neville Brothers(ネビル・ブラザース)は独特の声が気に入って聴き込んだのですが、彼らが在籍していたMetersまでは行き着かなかった。
セッションで定番の「Cissy Strut(シッシー・ストラット)」という曲はあんまり好きじゃ無い。なので、オリジナルメンバー(?)のギタリスト Leo Nocentell(レオ・ノセンテリ)って人もノーマークでした。
まず、「Live San Francisco/Leo Nocentell(1997)」を手に入れて聴いてみた。Metersの曲を演っているのだが、Leo Nocentellの「チュクチュク・キュイ~」って感じのリズムギターがかなり好み。カッコいい。
ソロになると、オーバードライブ・サウンドでペンタトニックを「ガガガ~」っと弾きまくるんだけど、コレはあまり好きじゃない。このライブ・アルバム、ファンクビートが重いJazzRockのアルバムって感じ。ギターを聴くならお薦めのアルバムだ。
その後「The Meters/The Meters(1969)」や「Rejuvenations/The Meters(1974)」を手に入れて聴いているのですが、悪くない。なる程、インストの曲は、ちょっとJazzRock的な感じもします。結局、Metersの様なバンドはライブで聴かないとぐっと来ない。
リチャードの好みは「チャラララ~」っていうスマートなリズムギターではなくガツガツ来るタイプ。Leo Nocentellのは、まさしくガツガツ来る。いいね~。
People Sayって曲も定番みたいだけど、このリズムギターはカッコいい。キモはやはり、オーバードライブ・サウンドでのカッティングと4拍目のクォーター・チョーキングですな。
早速コピーしてみた。
コードも簡単だし、コレもジャムに向いてる曲。
「Rejuvenations/The Meters」に入っているオリジナル・バージョンより、「Live San Francisco/Leo Nocentell」のバージョンの方がリズムギターが活き活きしていて音も生々しいから好き。
早く生で見てみたい。
2012年9月にLeo Nocentell来日予定。
RufusのゲストでBillboard Liveのステージに立つ。
Tony Maiden、Al Mckay、Leo Nocentellっていうリズム・ギタリストの組み合わせが観れるのは本当に凄い事です。
ベースが現Rufusのベースでは役不足の感じもあるが、まぁいい。Rufusが長かったBobby Watson(B)でもダメだろうし、そもそも実現しない。
9月のこのRufus公演、ただのジャムでは無い演奏が繰り広げられるとしたら、世界中のリズムギター・ファンが羨むこと間違いなし。Ray Parker Jr.が参加する最終日も楽しみではあるが、彼がいない日の方がTony、Al、Leoをよりじっくり堪能できるはず。
Tony Maiden がどうまとめて来るか、楽しみだ~。