ヘッドホン MDR-CD900ST のメンテナンス

愛用のヘッドホン、SONY MDR-CD900ST のメンテナンスを実施。いつ購入したのか覚えてないけど、多分7~8年は使っているのでは。一度もメンテナンスした事が無いので、音が良い方向にリフレッシュしてくれる事を期待。

MDR-CD900STはモニターヘッドホンとしては定番。解像度も良く、楽器の音が聴き取りやすい。これが無いと自宅でのギターの練習に支障が出るので重要なのだ。

メンテナンス項目は、幾つかのヘタった部品の交換のみ。スピーカーユニット自体は交換せずにこのまま使う。
交換部品は秋葉原のe☆イヤホンで購入してある。
ミクロングラス 400円×2
ウレタンリング 150円×2
イヤパッド 1,080円×2
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まずは分解。
配線が少ない右側のイヤーパットたを外す。現行モデルはスピーカーユニットへの配線やハンダがもっとしっかり付いているらしいのだが、気にしない。
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ミクロングラスを外す。コレはまだそのまま使えそう。でも、部品があるので、古いのの上から更に新しいのをかぶせてみた。吸音材のダブル効果でよりタイトな感じになるのか?
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中の配線を挟まないようにしてねじ止め。
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ウレタンリングは完全にヘタっている。ボロボロな古いリングを外し、新しいリングを取り付け。
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新しいイヤーパットをハメる。
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うーん、新しい方が薄っぺらくて付け心地が悪そうだ。古いのはまだ使えそうだから、古いのを取り付けて、新しいイヤーパットは温存。
左側も同様にメンテナンス。
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ここまで全行程15分くらい。

早速、音を聴いてみる。
メンテナンス前とかなり違います。
・解像度が増してる。(復活してる)
・高音域が出ている。
・でも低音域が足りない気がする。

もしかしたら、ミクロングラス2枚重ねはやり過ぎなのかな?
…という訳で再度分解。

ミクロングラスを新しい方だけ残してもう一度確認する。
おおー、ベースが締まって出てくる。バスドラのアタックも程よく聴こえるようになった。
何事もやり過ぎはダメだね。

メンテナンス後の総合評価は以下の通り。
・解像度が増してる。
・ベースが締まっている。
・バランスが良い。MDR-CD900STの特性か、ボーカルばっかり前に出すのでは無く、楽器が良く聴こえる。

ヘッドホンや車内のチューニングの音質チェックに使うのはいつも次の曲達。
Back In The Day / Chaka Khan
Open Up / Chic
All Night Long / Maze feat. Franky Beverly
I Know You Got Another / Reddings
Smorkin’ / Slave
う~ん、ベースフェチ丸出し。

リズムギターの音は
Don’t Stop T’ll You Get Enough / Michael Jackson
で確認するのが多いかな。

ヘッドホン、イイ感じになりました。
…ということは、MDR-CD900STのメンテナンスで効いていたのは「ウレタンリング 150円×2」ということになる。ヘタったリングを交換するだけで、出音はかなり変わります。左右で300円。お薦めです。

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