リチャードのテレキャスターサウンド

3年間くらい、MUGEN Blastersで使うのはTelecaster Typeのギターが多い。Electric Guitarの中では古くからあるシンプルなギター。リチャードの私見だが、3way BridgeのTelecasterは、ハムバッキングピックアップを搭載したGibson系ギターやシングルコイル3発搭載のStratocasterより演奏の粗が出やすい気がする。6way Bridgeの現代版Telecasterの方が格段に使いやすい。リチャードは3way BridgeのTelecasterを使っているのだが、それはサウンドに特徴があるからです。音質の違いは弾き比べないと分からないが、弾き比べると全然違う。

さらにTelecasterは、搭載しているピックアップによってもサウンドが大きく変わる。
2014年末までメインで使っていたのはSeymour Duncan STL-3 Quarter Pound pickups set on Moon Telecaster。パンチがあるクリアで素晴らしいサウンド。ポールピースは太めの1/4 inch (Quarter-inch)、Alnico Vマグネット使用。
2015年からメインで使っているのはNordstrand NVT A3 pickups set (with hot bridge pickup) on Bacchus T-Standard。枯れた古い感じのサウンド。Alnico IIIのマグネットとフロントピックカバーがNickelである事が出音に大きく影響していると思われる。
アルニコ マグネット(Alnico)は、アルミニウム(Al)+ニッケル(Ni)+コバルト(Co)から鋳造された磁石という意味らしく、AlnicoV(5)とかAlnicoIII(3)など番号が大きい方が磁石が強い。

NordstrandはElectric Bass用のReplacement Pickupで有名なのだが、ギター用ピックアップも出している。2014年後半にYouTubeでたまたまTelecaster用のを見つけて気に入って購入した。
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手に入れるのに数か月掛かった。特にフロントピックアップとフロント+リアのミックスの音色が気に入っている。

バンドで音を出すと、前のQuarter Poundの時はギターの音がグングン前に出てくる感じで気持ちいいのだが、Nordstrand NVTに変えてからはバンドの音に埋もれちゃう感じ。MUGEN Blastersは楽器はギター・ベース・ドラム・キーボードと少ないので各パートが出す音は重要。それでもギターの音がバンドサウンドに埋もれちゃう。別の言い方をすると、いい感じでバンドサウンドに収まっている。前は「ギターの音だぜ!ガツーン!」って常時分かりやすかったが、前と比べると「あれ?ギター聴こえない?あっ鳴っているのか…」みたいな感じになる。
MUGEN Blastersでは「各パートの演奏を聴かせる」という事は「しない」ので、アンサンブルのみを重視。ギターを音が分かりやすくしたりして目立つ必要はない。

Old Schoolの曲をカバーするので、各楽器はいまどきの音ではなく昔の音を出していきたい。
そんなサウンドを追究しているMUGEN Blasters、次回のライブは2015/8/8(土) です。是非、聴いてみて下さいませ。そしてライブの後に、あーだこーだと一緒に楽器について語りましょー!

2015/8/8(土) 開場15:00
イベント名「Saturday Dance×3 Fever Vol.1」
MUGEN Blasters 18:30~(5バンド中、4バンド目の出演)
1500円+1ドリンク500円(チャージ1500円で全部のバンドを観れます)

大塚 Welcome Back
東京都豊島区南大塚3-44-11 フサカビル B1F (JR大塚駅下車 徒歩3分)
TEL 03-5957-5141
http://www.welcomeback.jp/

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