The Bar-Kays、Funk Musicの楽しさを再確認した1時間30分のLiveだった。
この日は2/25(土)のライブに向けてMUGEN Blastersのリハーサルでスタジオ5時間。最近はメンバー全員が機材が多くてセッティングだけでも大変。スタジオ入りが少し遅れしまったリチャードは、マイクスタンドを調整中、手を挟んでしまい演奏前に出血。安物のマイクスタンド・キーボードスタンドは最低だ。バンドの練習場所で手を怪我するって…。
音出しが始まってから、今日はリズムがタイトでイイ感じ。コレにクロさが混じりさえすれば…。
長いリハ終了後、SUGARちゃん(vo)からメンバーに告白タイム。Funk魂が添加されたチョコレートのプレゼントだっ!元パティシエだから原材料にこだわりがある。
『シゴトハカドール』
『ウンキアガール』
『モテモテエキス』
…とかに混じって
『天然ぐっごー』や『黒汁』まで入ってる。
これで、この後のバーケイズに元気に参戦だー!SUGARちゃん、ありがとー!
ぐっごー!
機材の大荷物を抱え、いそいそと六本木ミッドタウンに向かう。
会場に向かう途中で既にFunk仲間に遭遇、開場までの時間に沢山のFunk仲間と挨拶を交わす。入場前から周りには濃い人達ばかり(笑)。The Bar-Kays、2~3年振りの来日だが、集客は厳しかったみたい。初日1stなどはチケットがはけずにソウルバーに配ったり…だそうです。今回リチャードは最前列は確保出来なかったので、チケット販売は一部のFunkファンには大人気だったけど、絶対数はそんなに多くは無いって事だ。
…って事は興行として次はあるのか疑問。
う~む。
その一部の濃~いFUNKファン大集合のバーケイズライブ、オーディアンス・パワーでバンドを盛り上げる図式が出来上がっていた。
昔のハコ・Disco・赤坂ムゲンが盛況な時の雰囲気を想い出す。
踊りまくって疲れてるかと思えば、バラードで女性に抱きついて嫌な顔されてるお兄さんも居る。喫煙室で『あの女が気に喰わない』と言ってる横で『子供の受験が…』とか話してたり。
バーケイズの演奏前後も含めてファンク炸裂な一時だった。
演奏は、前半はステージ上手のシンセ・ベースが肝。素晴らしいバンドの屋台骨。中盤以降はオリジナルメンバーのJames Alexanderのエレクトリック・ベースが唸りだして、サウンドの核だった。スネアと一緒にベースラインを構成してる感がカッコいい。
Jamesのボーカルも味があって最高だ。
ドラムはパワフルさが無いのが残念。あのスネアの音(チューニング)は嫌い!
ともかく『ファンクベースの音がデカいとリチャードは楽しい』という事を再確認した(笑)。
いつもの様に手から火を出しで始まるLarry Dotson(Vo)のパフォーマンス、90年代までの激しいダンスはさすがに無かった。それでも強力なステップ。R&BやSoulを聴かないお客様には不評だったけど、途中に入るOtis Redding medleyもかなりイイ。
いろいろてんこ盛りなThe Bar-Kays Live、楽しかった~!
チョコとバーケイズから黒汁エキスをもらった1日だった。
2/25(土)のMUGEN Blastersライブに向けて、頑張るぅ~!